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【2026年版】呉高専の偏差値・倍率は?入試情報と合格への対策を徹底解説

呉高専_入試情報
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「呉高専って頭いい?うちの子でも狙える?」
「偏差値はどのくらい必要?」
「内申点はどこまで取ればいいんだろう…」

志望校を考え始めると、
こういう疑問が次々わいてきますよね。

結論から言うと、
呉高専(呉工業高等専門学校)の偏差値は64前後

広島県内でも上位に入る難易度で、
全国の高専平均(62前後)より高い水準です。

この記事では、
呉高専の偏差値・入試制度・倍率・内申点の目安・合格への勉強法・高専のデメリットまで、
まとめて正直にお話しします。

ゴリ

私は高専の機械工学科を出て、
大手メーカーで10年以上働いています。
高専OBとして、リアルな体験をお伝えしますね!

記載に誤りがあれば、
コメントで教えていただけると助かります。

「高専入試って高校入試と何が違うの?」

中学卒業後に
「高専を選ぶ人」はまだまだ少数派です。

仲間はいないし、参考書は少ないし…。
「学校や塾の先生ですらわかってない
というのもあるあるです。

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だからこそ、正しい情報を手に入れて、
受験まで効率よく進めるのが一番の近道となります。

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目次

呉高専の基本情報

正式名称呉工業高等専門学校
所在地広島県呉市
区分国立
設立年1964年
学科4学科
定員各40名(計160名)
修業年限5年(+専攻科2年)
5年間の学費目安約126万円(授業料234,600円×5年+入学料)
※寮費等は別
定員は呉高専「令和8年度入学者募集要項」より。
学費は国立高専共通の授業料・入学料から算出した目安。
(出典:国立高等専門学校機構の授業料・入学料)

呉高専は広島県呉市にある国立高専です。
造船・鉄鋼・自動車といった産業が集まる工業都市にあります。

1964年の開校以来、
多くのエンジニアを送り出してきました。

そもそも「高専」とは、
中学卒業後に5年間かけて専門技術を学ぶ学校のことです。

普通高校3年+大学2年を、
一気通貫で学ぶイメージだと思ってください。

呉高専の偏差値はどのくらい?

学科別の偏差値(目安)

学科偏差値の目安
機械工学科64
電気情報工学科64
環境都市工学科64
建築学科64
出典:みんなの高校情報より。
偏差値はサイトや年度で前後します。

呉高専は4学科すべてが偏差値64
学科による大きな差はなさそうです。

ゴリ

「どの学科でも難易度はほぼ同じ」
と考えてよさそうですね

近隣の高校・高専との比較

学校名偏差値の目安
修道高校69
広島高校67
呉高専(全学科)64
呉三津田高校64
出典:「みんなの高校情報
学校選びの参考値としてご覧ください。

偏差値64は、
広島県内の進学校と肩を並べるレベルです。

ただし、
高専は偏差値だけで選ぶ学校ではありません。

「専門を早く学びたいか」
「その分野に興味があるか」
この相性のほうが大事です。

偏差値はあくまで合格に必要な学力の目安。
そのくらいに捉えておくのがおすすめです。

入試の種類と配点

呉高専の入試は、
「推薦選抜」と「学力選抜(一般入試)」の2種類

各学科とも、
定員の約半分(50%程度)が推薦枠です。

推薦選抜

項目配点
調査書(内申点)270点
面接135点
合計405点満点
【出典】呉高専「令和8年度 入学者募集要項
最新の募集要項を必ずご確認ください。

推薦選抜には、
「一般推薦」と「特別推薦」があります。

どちらも学力検査(当日のテスト)はありません。
調査書と面接で合否が決まります。

一般推薦の条件は、
「学業成績が優秀で、調査書の各記録が良好であること」

学力検査がないぶん志願者は集まりやすく、
倍率は例年2〜3倍ほどになります。

特別推薦の条件は、
9教科の評定合計が114以上(平均4.2以上)+優れた実績が必要です。

条件が高いぶん志願者は各学科で5名前後。
ほぼ全員が合格しています。

学力選抜(一般入試)

項目配点
学力検査(5教科)500点
調査書(内申点)405点
合計905点満点
【出典】呉高専「令和8年度 入学者募集要項
最新の募集要項でご確認ください。

学力検査の5教科の配点は、
国語・数学・英語・理科・社会の各100点です。

注目したいのは、
当日点(500点)と内申点(405点)の比率。
おおよそ55:45です。

つまり、
内申点が合否の約45%を占めます。
当日のテストが同じ点でも、内申で差がつくということ。

だから「当日がんばればなんとかなる」
が意外と通用しにくい
んです。

中1の頃からもう勝負は始まっている。
そう思っておくべきです。

内申点・倍率の目安

ここでいう「内申点」とは、
通知表の評定(5段階)を点数にしたものです。

内申点の目安

選抜区分内申点の目安
特別推薦9教科 合計114以上
(平均4.2以上)+優れた実績
学力選抜9教科 平均3.8〜4.0以上
【出典】呉高専「令和8年度 入学者募集要項
学力選抜は合格者の傾向から見た非公式の目安です。

ざっくり言うと、
オール4前後を取れていれば、まず土俵に乗れる
そんなイメージです。

入試倍率

入試倍率は、
呉高専が公表している直近(令和7年度)のデータがあります。

学科一般推薦学力検査
機械工学科2.6倍1.7倍
電気情報工学科1.8倍1.5倍
環境都市工学科2.2倍1.6倍
建築学科2.4倍1.5倍
出典:呉高専「入学者選抜実施状況(令和7年度)」
倍率=志願者数÷合格者数。

ならしてみると、
一般推薦は2倍前後〜3倍近く、学力検査は1.5倍前後です。

過去3年でも、
人気の機械工学科や建築学科は推薦で3倍を超える年もありました。

決して油断できる数字ではありません。
内申と当日点の両方を、
コツコツ積み上げることが効いてきます。

令和9年度の入試日程

令和9年度(2027年4月入学)の日程は、
すでに学校から公表されています。

区分WEB出願試験日合格発表
推薦選抜R8.12/14〜
R9.1/8
R9.1/16(土)R9.1/27(水)
学力選抜R9.1/25〜
R9.2/3
R9.2/14(日)R9.2/26(金)
出典:呉高専「入試関係スケジュール
詳細な要項は令和9年度の募集要項公表後にご確認ください。

推薦は1月、
学力選抜は2月が本番です。

ここから逆算すると、
中3の夏〜秋には過去問演習に入っておきたいところ。

「まだ先」と思っているうちに、
本番はあっという間にやってきます。

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呉高専が求める人物像(アドミッションポリシー)

呉高専はどんな人に来てほしいのか。

それがわかるのが
アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)です。

本科では、次の3つが挙げられています。

  • 確かな基礎学力を持ち、ものづくりに興味のある人
  • 主体的かつ積極的に行動できる人
  • コミュニケーション力のある人

【出典】呉高専「令和8年度 入学者募集要項

ポイントは、
学力だけを求めているわけではないこと。

「ものづくりへの興味」
「自分から動く姿勢」
「人と関わる力」

とくに推薦選抜は面接が135点と大きいです。
志望理由や自己PRを、
この3つに沿って準備しておくと伝わりやすいです。

「なぜ普通高校ではなく高専なのか」
「入って何を作りたいのか」
ここを自分の言葉で話せるようになりましょう。

合格するための勉強法

ここからは、
合格までの流れを4つのステップに分けて紹介します。

内申点を固める(中1〜中3前半)

  • 定期テストは9教科すべて80点以上を目標に
  • 授業態度・提出物も評価対象だと意識する
  • 苦手科目は中1のうちに潰しておく

先ほども書いたとおり、
高専入試は内申点の比率が高め。

だから「中3になってから本気を出す」では、
正直もったいないです。

ゴリ

中1・中2の積み重ねが
そのまま武器になりますからね。

5教科の基礎力を完成させる(中3前半)

呉高専の学力検査は、
全国の国立高専で共通の入試問題です。

中学校の学習指導要領に沿った内容ですが、
思考力・応用力を問う問題もしっかり混ぜてきます。

ゴリ

私が受けたときも、
「教科書レベルの暗記」だけでは到底太刀打ちできませんでした。

基礎ができるのは当たりまえ。
基礎を固めたうえで、
応用への橋渡しを意識すると伸びやすいです。

教科対策ポイント
数学関数・図形・確率を重点的に。
計算ミスを徹底的に減らす
英語長文読解・英作文。
中学文法の完全習得が前提
理科物理・化学の計算問題に慣れておく
国語論説文の読解スピードを上げる
社会地理・歴史・公民をまんべんなく

過去問演習(中3夏〜秋)

  • 過去問(最低5年分)を、時間を計って解く
  • 間違えた問題は必ず解き直す
  • 「なぜ間違えたか」まで分析する
  • 目標は5教科合計で350点以上(70%以上)

過去問は「解いて終わり」ではありません。

間違いノートを作って
「ミスの種類」を分析しましょう。
同じパターンのミスがぐっと減ります。

地味ですが、これが一番効きますから。

模試で実力を確認する(中3秋〜冬)

偏差値64相当の実力があるかどうかを、
広島県内の模試で定期的にチェックしましょう。

大事なのは、結果に一喜一憂することより、
弱点科目を見つけて補強すること

模試はそのための健康診断だと思ってください。

オススメは「高専模試」。
「高専を目指すなら必須の模試」といってもいいでしょう。

学科の特徴と卒業後の進路

機械工学科

機械の設計・製造・制御を学ぶ学科です。

CAD/CAMや材料力学、熱力学など、
ものづくりの根幹になる知識を身につけます。

私も機械工学科の出身で、
ここで学んだことが今のエンジニア人生の土台になっています。

電気情報工学科

電気回路・電子工学・情報処理・プログラミングを横断的に学びます。

IoTや組込みシステム開発など、
いまの産業に直結するスキルが身につく学科です。

環境都市工学科

土木・環境分野を学ぶ学科。

インフラ整備・防災・環境保全など、
社会の土台を支えるエンジニアを目指します。

建築学科

建築設計・構造・施工を学びます。

製図や模型制作など実践的な演習が充実していて、
建築士資格の取得につながる道も開けています。

就職実績

  • 就職率は100%(令和7年度)
  • 求人倍率は約31倍前後(令和7年度)
  • 主な就職先:マツダ・三菱重工業・中国電力・大成建設・デンソーエレクトロニクスなど

【出典】呉高専「令和7年度 卒業者・修了者進路
就職先の企業名は代表例です。

最新の実績は学校公表データでご確認ください。

「求人倍率31倍」と言われても、
ピンとこないかもしれません。

かんたんに言うと、
学生1人に対して、約31社が「うちに来てほしい」と手を挙げている状態です。

ゴリ

正直、就活のときに求人倍率なんて意識はしませんがね。
大人になってからそのすごさに気づきます(笑)

求人一覧って「あいうえお順」に並んでいるので、
一番上から有名企業を選びがちなのは高専あるあるかも(笑)

大学編入・専攻科

「高専=就職一択」と思われがちですが、
実は進学ルートもしっかり用意されています。

主な進路は、
「専攻科」と「大学編入」の2つ。

  • 専攻科:高専卒業後さらに2年学べるコース
  • 大学編入:大学の2〜3年次から入れる進路

令和7年度は、
卒業生のうち大学編入が59名、専攻科進学が29名でした。

令和7年度の主な編入先は、
次のような大学です。

  • 呉高専 専攻科(29名)
  • 豊橋技術科学大学(11名)
  • 長岡技術科学大学(4名)
  • 広島大学(6名)

【出典】呉高専「令和7年度 卒業者・修了者進路

高専から大学編入は、一般入試と違って、
専門科目と英語が勝負どころになります。

就職・専攻科・編入のどれが正解というのはありません。
自分が何をやりたいかで選ぶのが一番です。

入学前に知っておきたい高専のデメリット・注意点

ここまで良い面を多く書いてきましたが、
高専は誰にとっても万能な選択肢ではありません。

「思っていたのと違った」とならないために、
デメリットこそ先に知っておいてほしいです。

高専OBとして、正直にお伝えします。

  • 進路変更がしにくい:
    15歳の段階で学科(=専門)を選びます。
    途中で「やっぱり違う」と思っても、
    普通高校への転換は簡単ではありません。
  • 留年・進級判定が厳しめ:
    赤点で留年する人も一定数います。
    高校より「単位」の感覚がシビアです。
  • 大学一般入試の勉強はしない:
    5年間は専門中心。
    途中で「やっぱり文系の難関大へ」と方向転換すると、受験勉強の面で不利になりがちです。
  • 生活面の変化:
    通学距離によっては寮生活になります。
    早くから自立が求められます。

慎重に考えたほうがいい人

  • やりたい専門分野がまだ決まっていない
  • 文系も含めて、幅広く進路を選びたい
  • 難関大学を一般入試で勝負すると、すでに心が決まっている

とはいえ、これらは「合わない人もいる」という話です。
相性が合えば高専は本当に良い学校です。

私自身、もう一度進路を選べるとしても、
やっぱり高専を選ぶと思います。

大事なのは、メリット、デメリットも見たうえで、
本人が納得して選ぶこと

進路はまわりが決めてあげるものではありません。

まとめ

  • 呉高専の偏差値は全学科64前後
    広島県内でも上位クラスの難関校
  • 入試は推薦と学力選抜の2本立て。
    学力選抜では内申点の影響が約45%
  • 直近の倍率は、
    一般推薦2倍前後〜3倍、学力検査1.5倍前後
  • 卒業後は就職率100%・求人倍率約31倍
    大学編入の道もある。
  • 進路変更のしにくさ・留年リスクなどのデメリットもある。

呉高専は、
「早いうちから専門技術を身につけて活躍したい」という中学生にとって、とても魅力的な選択肢です。

偏差値64という難易度はありますが、
中1・中2からコツコツ積み上げていけば、
十分に手の届く目標です。

志望校選びで迷ったときは、偏差値だけでなく
「5年後・10年後にどんな自分でいたいか」
から逆算してみてください。

進路の悩みは、
ひとりで抱え込まなくて大丈夫。
気軽に相談してもらえたらと思います。

この記事が、判断材料になればうれしいです。

「高専入試って高校入試と何が違うの?」

中学卒業後に
「高専を選ぶ人」はまだまだ少数派です。

仲間はいないし、参考書は少ないし…。
「学校や塾の先生ですらわかってない
というのもあるあるです。

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2026年度の高専合格者は273
高専合格率は驚異の98.65%。

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だからこそ、正しい情報を手に入れて、
受験まで効率よく進めるのが一番の近道となります。

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