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高専から大学編入はいつから勉強する?学年別スケジュールをOBが解説

大学編入はいつから勉強する?
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「大学編入、そろそろ準備したほうがいい?」
「2年生だけど、まだ早すぎる?」
「もう4年なんだけど、今からじゃ遅い?」

大学編入っていつから準備するべきか、迷いますよね。

結論から言うと、
情報収集は2年生から。
本格的な勉強は3年生の後期から。

ただし、「3年生までは何もしなくていい」
という意味ではありません。
1年生からの成績は、
そのまま編入の武器になりますね。

この記事では、
学年ごとにやるべきこと・出遅れたときの挽回策・独学でつまずくポイントを整理します。

ゴリ

私は高専の機械工学科を出て、
大企業の工場で10年以上エンジニアをしています

先にお断りしておきますが、
私は大学編入していません。
在学中に考えたこともありましたが、
最終的に就職を選びました。

なので、体験談は書けません。
就職を選んだ側の視点でお話しします。

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目次

まず編入試験がいつなのかを知る

勉強開始の時期を逆算するには、
ゴールの位置を知る必要があります。

高専からの大学編入試験は、
5年生の5月下旬〜8月下旬に行う大学がほとんどです。
出願の締切は4〜5月の大学が多いです。
(名大・阪大・京大・東京科学大などは6〜7月)

ここが大学受験と違うところですね。
高校生のように3年生の冬が本番ではありません。

つまり本番は、5年生になってすぐ。
準備できる期間は3年生と4年生の2年間です。

ゴリ

「5年生から頑張ろう」だと、もう間に合いません

また、編入は複数の大学を併願できます。
試験日が違えば、いくつも受けられるということです。

ただし、注意点が2つあります。

  • 推薦はほぼ専願
    合格したら入学確約が条件の大学が多いです。
    併願するなら学力入試で組むことになります。
  • 試験日が重なる大学がある
    豊橋技科大と長岡技科大は同じ6月27日(2027年)
    どちらも人気ですが、両方は受けられません。

各大学の日程は 高専から大学編入の試験日程・科目まとめ(主要23大学) で一覧にしています。

学年別・やっておきたいこと

ここからは学年ごとに整理します。

1〜2年生:成績を落とさない

この時期にやることはシンプルです。

  • 定期テストで点を取る
  • 数学と物理を苦手にしない
  • 英語から逃げない

成績は、あとから取り返せません。
2年生の成績を3年生で上げることはできないですよね。

推薦では成績が出願条件になる大学があります。
例:九州大学工学部は「4年次の成績が学科上位5%以内」であることが条件。

筆記試験がない大学もあり、
調査書が重いところもあります。
(九州工業大学工学部は1000点中400点が調査書)

成績を維持しておけば、
就職・編入・専攻科すべて選べる状態を保てます。

ゴリ

選択肢を残しておく。
これが低学年でできる最強の準備だと思います

3年生:志望校を決めて情報を集める

ここから編入が現実になります。

  • 志望校を3〜5校に絞る
  • 試験科目・日程・出願条件を調べる
  • 英語がTOEIC提出か、独自試験か確認する
  • 過去問を手に入れる

とくに重要なのが英語です。

TOEICを提出する形式の大学だと、
出願時点でスコアが必要になります。
試験本番より締切が早いので、
ここを見落とすと出願できなくなります。

筑波大・京都工芸繊維大・横浜国立大・広島大・九州工業大学(情報工学部)は、
スコアがないと出願そのものができません。

さらに、TOEIC IP(学校などで受ける団体受験)はほとんど使えません。
公開テストのスコアが必要な大学がほとんどです。

過去問の手に入れ方は、
大学によって3通りあります。

  • 大学のサイトで公開
  • 大学に請求する
  • 在籍している高専を通して依頼する

まずは志望校のサイトを確認しましょう。
見つからなければ学校の先生に聞いてみてください。

4年生:専門科目と英語を仕上げる

ここが勝負の年です。

  • 数学と専門科目を過去問ベースで固める
  • TOEICは公開テストで目標スコアを取り切る
  • 志望理由書の材料を集めておく
  • 研究室訪問ができる大学なら行っておく

4年生は専門科目が重くなる時期。
そこに編入の勉強が乗るので、
正直、ここがいちばんしんどい時期だと思います。

だからこそ、TOEICは早めに片付けたい。

ゴリ

英語は直前に伸びる科目ではないですからね

出願が4〜5月の大学なら、
5年生になってから受けたスコアでは間に合わないこともあります。

5年生:出願と本番

5年生になったら、もう実戦です。

  • 出願書類を書く
  • 筆記試験を受ける
  • 面接を受ける
  • 卒研も同時進行

新しいことを詰め込む余裕は、ほぼありません。
だからこそ3年〜4年でどれだけ準備できたかが結果を左右します。

面接対策については
高専→大学編入の面接まとめもどうぞ。

出遅れたと感じている人へ

「もう4年生なんだけど」
そう思って読んでいる人もいると思います。

結論から言うと、間に合う可能性はあります。
ただし、やり方を絞る必要があります。

  1. 志望校を絞る
    科目が近い大学に絞れば効率が上がる
  2. 過去問から逆算する
    教科書を最初から読み直す時間はありません。出る範囲だけやります。
  3. 英語の形式を最優先で確認する
    TOEIC提出型なら、公開テストの受験日確保が先。

成績が不安な人は
成績が悪くても編入は可能かも参考にしてください。

正直に言うと、全落ちの可能性もあります。

そのときどうするかまで考えておくと、精神的にラクです。
就職に切り替える、専攻科に進む。
どれも逃げ道ではなく、選択肢です。

独学でつまずきやすいポイント

編入の勉強を独学で進める人は多いです。
ただ、つまずくポイントは共通しています。

  • 情報が手に入らない
  • 専門科目を教えてくれる人がいない
  • 過去問の答えがない
  • ペースが分からない

とくに答え合わせができないのは、大きな不安になります。

学校に相談できるなら、それが一番です。
編入指導に慣れた先生がいる高専もあります。

ただ、頼れる人が身近にいないなら、
外に相談先を作っておくのも手だと思います。

「編入の勉強、これで合っているのか分からない」という人へ

高専テクノゼミは、
高専生の専門科目と大学編入に特化した塾です。

高専からの編入という、
情報の少ないルートを専門にしています。
過去問の解き方や、志望校ごとの対策も相談できます。

まずは今の進み具合を相談してみるところからで大丈夫です。

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まとめ

  • 編入試験は5年生の5月下旬〜8月下旬
    出願は4〜5月の大学が多い。
  • 準備期間は実質3〜4年生の2年間
  • 1〜2年生は成績を落とさないこと。
  • 3年生で志望校を絞り、試験科目と英語の形式を確認する。
  • 4年生で専門と英語を仕上げる。
    TOEICは公開テストで取り切る。
  • 推薦はほぼ専願。併願は学力入試で組む。
    試験日が重なる大学もある。
  • 出遅れても、志望校を絞れば間に合う可能性はある。
  • ただし全落ちのリスクもゼロではない。
    就職・専攻科も選択肢として持っておく。

私は編入しませんでしたが、当時は迷った時期もありました。
いまは就職を選んでよかったと思っています。

ただ迷える状態を作っておいてよかったとは思っています。
成績を落としていたら、そもそも迷うことすらできませんからね…。

編入するかどうかは、まだ決めなくていいです。
でも選べる状態は早いうちから作っておいてください。

この記事が、
進路選択のきっかけになればうれしいです。

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