「高専卒で就職は後悔する」ってホント?
大学や専攻科へ進学した方がいいの?
就職と進学、結局どっちを選べばいいの?
高専4年生にもなると、
いよいよ進路を決める時期ですね。
私は「早く働きたい」と思い高専に入りました。
進路を決める時期に大学編入もちょっとだけ考えましたが、
就職したい気持ちのほうがずっと強かったです。
最終的には就職を選び、後悔はしていません。
ちなみに国立高専の本科卒業生の進路は、
就職59%・大学編入24%・専攻科14%です。
(出典:国立高専機構「高専概要2026」の令和7年度進路状況)
就職を選ぶ人のほうが多数派ですが、
4割は進学しているということですね。
ただ、同期や後輩の中には、
「大学に行けばよかった」
と感じてる人がいるのも事実です。
実際、高専卒での就職は
「後悔する人」と「後悔しない人」にハッキリ分かれるという特徴があります。
後悔するのはこんなタイプです。
- 大学生活そのものへの憧れが強い
- 学歴の差を努力で埋めるつもりがない
逆に後悔しにくいのはこんなタイプ。
- とにかく早く働いて稼ぎたい
- 大企業で実務経験を積みたい
- 学歴ギャップを努力で埋める覚悟がある
「高専卒だから後悔する」わけではなく、
自分がどちらのタイプかで結論が変わるということです。
この記事では、私の実体験をもとに、
高専卒で就職するメリット・デメリットを正直にお話しします。
「就活ってどんな流れで進めればいいの?」
「自分だけで進めるのが不安…」
「高専卒ってどんな仕事するの?」
高専テクノゼミ就活合宿は、
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高専卒で就職するメリット3つ
高専卒で就職するメリットは次の3つです。
- 大企業に入りやすい
- 大卒より2年早く実務経験を積める
- 大卒よりプレッシャーが小さい
大企業に入りやすい
高専卒は大学生よりも、
圧倒的に大企業へ入りやすいです。
理由はシンプルで、
「高専卒はコスパがいい即戦力」だから。
- 専門科目を5年間学んでいる
- 実験・実習で技能が高い
- 20歳で卒業するので給料が安い
- 若いので伸びしろがある
このコスパの良さから、
国立高専の求人倍率は20倍を超える水準です。
(出典:国立高専機構「高専概要2026」)
さらに「学校推薦」という最強カードも使えます。
ゴリ私自身、成績はクラス40人中30位ほどでしたが、学校推薦で受けた1社目で内定。面接1回で大企業に入社できました!
「コスパがいい」というのは複雑な気持ちですが、
それでも大企業に入りやすいのは大きなメリットです。
大卒より2年早く実務経験を積める
高専卒は大卒より2年も早く社会に出ます。
その2年で得られるものは想像以上に大きいです。
- 仕事の進め方
- パソコンスキル
- 社内外との人脈
- 社会人としての立ち振る舞い
同い年の大卒や院卒が入社してくる頃には、
すでに一人前の社会人になっていることも珍しくありません。



もちろん本人のやる気次第ですが…
年齢は下でも、大卒や院卒が後輩として入ってくるので、教育係になることもあります。
努力次第で学歴ギャップは十分埋められます。
大卒よりプレッシャーが小さい
高専卒は20歳という若さもあり、
大卒よりプレッシャーが小さめです。
大卒や院卒は「頭がいい」「給料が高い」というイメージがあるため、
入社直後からハイレベルな成果を求められます。
私が新入の頃、同期の大卒が上司から厳しく指導されているのを見て、
「大卒じゃなくてよかった」と何度も思っていました(笑)
高専卒は若さもあり、
わからないことがあっても丁寧に教えてもらえます。
のびのびと仕事ができ、
マイペースに成長できるのは大きなメリットです。
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高専卒で就職するデメリット3つ
高専卒で就職するデメリットを3つ紹介します。
- 大卒より給料が安い
- 大学生活を味わえない
- 出世の道のりが長い
大卒より給料が安い
日本はまだ学歴社会で、
仕事内容や能力関係なく学歴・年齢が上の方が給料も上というケースがほとんどです。
また昇格スピードも大卒のほうが早い。
たとえ大卒と同じ仕事内容で、評価が高くても…。
新卒の初任給(月の所定内給与)を学歴別に比べると、こうなります。
| 学歴 | 初任給 |
|---|---|
| 高校 | 20万7,300円 |
| 高専・短大 | 23万5,500円 |
| 大学 | 26万2,300円 |
| 大学院 | 29万9,000円 |
高専卒は高卒と大卒のちょうど中間。
大卒とは月に約2万7,000円の差があります。
ここから税金や社会保険料が引かれるので、
実家暮らしなら十分ですが、
一人暮らしには少し厳しい金額です。
生活費や飲み会で消えていき、
貯金できる金額はほぼ残りません。



私も新人の頃は毎週のように飲み会三昧。給料日前は貯金ゼロの状態が何度も…笑
大学生活を味わえない
高専卒で就職すると、
同年代の友達が大学生活を楽しむ姿を見ることになります。
- サークル
- バイト
- 長期休暇
- 学祭
- 友達との時間
これらは学生時代にしかできない経験です。
はやく働き始めると、
どうしても羨ましく感じる瞬間があります。
出世の道のりが長い
高専卒でも出世はできますが、
大卒より道のりが長いのが現実です。
多くの企業が学歴で扱いを分けているため、
昇格スピードも大卒のほうが早いです。
会社によってかなり違いますが、イメージとしてはこんな感じです。
- 大卒扱い → 30代後半で管理職
- 高専卒扱い → 40代後半で管理職
ただし、
資格取得や昇格試験で「大卒と同じ給与テーブル」になれる企業もあります。
私も昇格試験を3回合格し、
晴れて大卒と同じ給与テーブルになりました。



そのおかげで、20代のうちに年収600万円台まで届きました。高専卒でも、取り返す道はちゃんとあります。
大卒はエスカレーター式で出世できますが、
高専卒は努力で学歴ギャップを埋める必要があります。
就職と進学で迷ったときの考え方
就職か進学かで迷ったら、
次の3つを自分に聞いてみてください。
- 大学で学びたい・研究したいことがあるか(「なんとなく大卒の肩書きがほしい」だけなら要注意)
- 早く稼ぎたい気持ちがどれくらい強いか(進学すると社会に出るのが2〜4年遅れる)
- 学校推薦を使いたい企業があるか(大学に行くと一般応募の就活になる)
私の場合は2つ目が圧倒的に強かったので、迷わず就職でした。
進学を考えている人は、
専攻科と大学編入の違いや、編入の注意点も読んでおくと判断しやすいですよ。




就職を考えている人は、
実際の就職先と年収も見ておきましょう。




まとめ|メリットデメリットを理解して進路を選ぼう
高専卒で就職するメリット・デメリットをまとめると、
- 高専卒:大企業に入りやすいが、出世は大変
- 大卒 :大企業は難しいが、出世コースに乗りやすい
どちらを選んでも正解・不正解はありません。
ただし、「高専卒だと大卒に負けるから」
という理由だけで進学するのは少し違います。
学歴社会では大卒に負ける場面もありますが、
努力を続ければ大卒に勝つこともできます。
あなたがどんな人生を歩みたいか。
この記事がその判断材料になれば嬉しいです。
「就活ってどんな流れで進めればいいの?」
「自分だけで進めるのが不安…」
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