「このままだと留年するかも…」
「留年したら就職や大学編入に響くのかな…」
そんな不安を抱えている高専生、
実はとても多いんです。
私も高専時代、留年ギリギリの人や留年してしまった人を何人も見てきました。
クラスの顔ぶれが毎年少しずつ入れ替わるのは、
正直、高専あるあるです。
とはいえ、
留年=人生終了ではありません。
卒業さえできれば、
就職も大学編入も普通に道は開けます。
この記事では、高専OBで大企業に10年以上勤める私が、留年の仕組み・原因・進路への影響を、体験を交えてお話します。
高専の授業、とにかく速いし難しい…。
「もう何も分からん…」ってなる瞬間、
高専生なら大半が経験していますよね。
そんな高専生を支えようと生まれたのが、
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みんな、高専に入れてる時点で優秀です。
だからこそ、ちょっとしたアドバイス一つが劇的に変われるきっかけになるはず。
留年して後がない人、留年危機の人、
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高専の留年率は約3.7%|一般高校の約10倍
文部科学省の平成27年の調査によると、
全国57校・約56,000人のうち2,079人が留年しています。
つまり留年率は約3.7%。
一般高校の留年率(約0.4%)と比べるとおよそ10倍。
出典:文部科学省「高等専門学校における教育改善状況等に関する調査結果について」2015年公表
このデータは平成26年度(2014年度)時点のもので、
約10年前の調査です。
ただ、その後に大きな傾向の変化は報告されていません。
各高専が公開している自己点検・評価報告書でも、
おおむね同水準の留年率が続いています。
つまり「高専の留年率は約3〜4%」という水準は、
今も大きくは変わっていないと考えられます。
さらに内訳を見ると、
留年理由の約8割(1,660人)が「単位不足」です。
病気療養や留学による休学もありますが、
多くは「授業についていけなかった」ケース。
要するに、
「高専で留年は珍しいことではない」ということ。
ゴリネット上でも「クラスの3割近くが留年した」という話も見かけるほどですからね…。
なぜ高専では留年する人が多いのか?
高専で留年が多い理由は、
大きく分けて次の5つです。
- 科目数が多すぎる
- レポート課題がキツすぎる
- 赤点ラインが60点と高め
- 専門科目が難しすぎる
- 専門科目を教えてくれる塾がない
科目数が多すぎる
高専では、国語・数学・英語などの一般科目に加えて、専門科目が大量にあります。
とくに3〜4年になると授業量が一気に増えます。
定期テストが15科目以上になることも珍しくありません。
テスト期間はまさにハードモード。



大人になった今でも、
たまに「勉強に追われる夢」を見るほどです(笑)
レポート課題がキツすぎる
専門科目では実験・実習が多く、
そのたびにレポート提出が求められます。
しかもテスト週間でも容赦なくレポートが出ます。
「テスト勉強 + レポート地獄」
という最悪のコンボが発生するんです。
提出が遅れたり出さなかったりすると、
単位がもらえない科目もあります。
徹夜で書き上げるのは日常茶飯事でした。



ちなみに私が学生の頃は、レポートはすべて手書き。
パソコン提出だったら、絶対もっとラクだったのに…と今でも思います。
赤点ラインが60点と高め
高専では60点未満が赤点です。
一般高校の30点ラインと比べると、
かなり厳しい設定ですよね。
もちろん、先生によって追試やレポートで救済してくれることもあります。
でも基本は容赦なし…。



テスト後に先生の部屋へ
「何とか救済を…」
とお願いに行く学生は、毎年いました(笑)
専門科目が難しすぎる
高専の専門科目は、とにかく幅広いです。
自分で選んだ学科なのに、
「これ何のために学ぶの?」という授業も普通に出てきます。
興味が持てない科目はとっつきにくい。
授業は呪文のように聞こえるし、
記憶にも残りづらいんですよね。



正直、大人になってから内容を覚えてない科目が大半です(笑)
専門科目を扱う塾がない
一般科目を教える塾は世の中にたくさんあります。
でも、高専の専門科目を教えてくれる塾はほとんど存在しません。
私が高専生だった頃(10年以上前)は、
間違いなくゼロでした。
専門科目は、一度つまずくと一気に単位を落としやすい。
なのに相談できる場所がない。
これが留年を増やす大きな原因のひとつです。
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留年する条件とは?単位の仕組みを知っておこう
高専では、学年ごと・学科ごとに
「進級に必要な単位数」が決まっています。
各科目にもそれぞれ単位が割り振られています。(例:数学4単位、物理3単位など)
単位を取るためには、
主に次の条件を満たす必要があります。
- 定期テスト(年2~4回)で平均60点以上を取る
- レポート課題を提出する
- 出席日数が足りている
これらが評価として配分され、
基準を超えると単位が認定されます。
- 定期テスト:80%
- レポート課題:10%
- 出席日数:10%



基本的にはテストで赤点を取らず、
出席日数が足りていれば大丈夫。
先生によっては赤点でも、
レポートや追試で救済してくれるます。
逆に救済が一切ない先生もいる。
ここは本当に「教員ガチャ」なんですよね…。
必修科目だけは絶対に落とさない!
ここが最重要ポイントです。
どれだけ他の科目が良くても、
必修科目を落としたら留年が確定します。
単位数が足りていても関係ありません。
必修は必修。
ここだけは本当に注意してください。
留年がわかるのは学年末
留年の正式確定は、学年末の3月中旬〜下旬です。
この時期に「進級認定会議」が開かれ、
進級できるかが最終決定されます。
とはいえ、ほとんどの学生はその前から薄々気づいています(笑)
- シラバス
- テストの点数
- 出席日数
留年する人は、このあたりをめちゃくちゃ気にしていますからね。
単位が危ないときは、先生から
「ちょっと厳しいかも…」
と事前に伝えられることもあります。
だから、発表を待つ前に心の準備ができてる人も多いんです。
留年したらどうなる?もう一度すべてやり直し
高専で留年すると、
同じ学年をもう一度やり直すことになります。
ここで注意したいのは、
「落とした科目だけ取り直せばいい」わけではない点です。
授業も課題もテストも、
基本的にはすべての科目を受け直します。
単位も取り直しです。
そのため、
1回留年した人がもう一度留年してしまうケースも、実は珍しくありません。
さらに、
留年すると授業料無償化の対象外になることもあります。(特別な事情を除く)



金銭的にも精神的にも、ダメージは小さくないんですよね…
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留年したら就職や進学に影響する?
「留年したら、就職や大学編入が不利になるのでは…」
そう不安に思う人は多いと思います。
結論から言うと、
留年したからといって致命的な影響はほとんどありません。
私のクラスにも留年した人はいました。
でも普通に大企業から内定をもらっていましたし、
専攻科や大学へ進学した人もいます。
また今の職場にも
「高専で留年経験を持つ人」がいます。
その人はむしろエース級の活躍をしているんですよね。
つまり、留年=不利、というわけではありません。
待遇が悪くなるわけでもない。
ただし面接では「留年理由」を聞かれる
とはいえ、就活の面接では留年理由を聞かれる可能性は高いです。
成績証明書や在籍年数は書類で確認できます。
だから、留年を隠したりごまかしたりするのは逆効果。
大事なのは、次の3つをしっかり伝えることです。
- 何が原因だったのかを自分で理解している
- そこからどう立て直したのか
- 今はどう改善しているのか
「留年したけど、そこから立て直した」
この経験は、むしろ成長の証として評価されることもあります。
面接官が知りたいのは、
失敗そのものより「改善する力があるか」だからです。


内定をもらった後に留年したら?
高専5年生で内定をもらったのに留年した…。
そんなケースも、多くはありませんが実際に起こり得ます。
この場合、まずやるべきは、
内定先への「内定延期」のお願いです。
卒業できなければ就職もできません。
学校側と一緒に、
企業へ謝罪と相談に行く流れになるでしょう。
企業が了承してくれれば、
もう一度5年生をやり直し、
翌年卒業後に入社できます。
ただし、企業によっては延期を認めてもらえないこともあります。(まあ当然ですよね…)
その場合は内定取り消し。
翌年の就活を一からやり直すことになります。
精神的にはキツい状況です。
それでも、内定をいただいた企業には誠意を持って対応することが大切です。
まとめ|留年しても卒業すれば道は開ける
最後に要点を振り返ります。
- 高専の留年率は約3.7%で、一般高校の約10倍
- 原因の多くは単位不足
- 必修を1つでも落とすと留年確定
- 留年しても就職・大学編入への致命的な影響はほとんどない
- 面接では「原因・立て直し・改善」を自分の言葉で語れればOK
留年してしまうと、
精神的にも金銭的にも負担は大きいです。
「もうダメかも…」と落ち込む気持ち、よくわかります。
でも安心してください。
卒業さえすれば、
大企業にも行けるし、
大学編入も専攻科進学もできます。
社会に出れば、
留年を気にする人はほとんどいません。
最終的には、みんな同じ「高専卒」ですから。
だからこそ、もし留年しても、
卒業だけは絶対にやり遂げてほしいですね。
専門科目でどうしても行き詰まったときは、
高専テクノゼミのような専門塾に頼るのもひとつの手です。
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「もう何も分からん…」ってなる瞬間、
高専生なら大半が経験していますよね。
そんな高専生を支えようと生まれたのが、
現役高専生特化の塾「高専テクノゼミ」。
- 専門科目までサポートできる塾
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- 高専特有のつまづきポイントを熟知している
みんな、高専に入れてる時点で優秀です。
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留年して後がない人、留年危機の人、
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