高専って向き不向きがあるの?どんな人が高専に向いていて、どんな人が向いていないの?
高専のことをネットで調べたり周りの人に聞いたりすると、いろんな意見がありますよね。
自分は高専に向いているの?今回はこんな疑問にお答えします。
高専は5年制の学校で低学年から専門分野を学び、現場で活躍する即戦力人材を育てます。
高専に向いていない人が入学してしまうと、5年間も苦痛な生活を送ってしまうかもしれません。
この記事では高専出身者である私が、高専に向いている人と向いていない人の特徴をわかりやすく紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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アドミッションポリシーを確認しよう
まずは受験しようとしている高専のアドミッションポリシーを確認しましょう。
アドミッションポリシーとは、学校や大学などの教育機関が、新しい学生を選抜する際に採用する基準や方針のことを指します。
アドミッションポリシーは、学校が重視する価値観や教育目標を反映しています。
また、学生や保護者が入学選考のプロセスを理解しやすくするための情報提供の役割も果たします。
高専に向いているかどうかは、アドミッションポリシーにあてはまるかどうかでもあります。
各高専で内容は若干異なりますが、だいたい同じようなことを記載しています。
例として、「東京高専」のアドミッションポリシーを引用します。
(1) 理数系科目が好きであり、それらの科目の成績が優秀である。
東京高専:アドミッションポリシー
(2) 科学や技術の分野で新しいことを学びたいという学習意欲がある。
(3) 英語でのコミュニケーション能力習得に熱意がある。
(4) ものづくりに興味があり、新しいものを作りたいと考えている。
(5) 仲間とともにグループで作業ができる。
(6) 自覚的な行動ができる。
(7) 規則正しい生活と、毎日の自発的学習ができる。
アドミッションポリシーはググればすぐに検索できるので、高専を目指す人なら必ずチェックしておこう!
高専に向いている人の特徴5選
高専は5年制の専門学校で、1年生から専門科目を学び5年間で大卒と同レベルの専門知識を身に着けます。
どんな人が高専に向いているのか、厳選して5つ特徴を紹介します。
- モノづくりが好きで専門分野に興味がある人
- 大企業へ就職したい人
- 国立大学へ行きたい人
- 校則がゆるい学校に行きたい人
- 親孝行したい人
モノづくりが好きで専門分野に興味がある人
高専では、1年生の頃から5年間ずっと専門分野を学び、実験や実習もたくさん行います。
モノづくりが好きで、専門分野に興味がある人には、天国のような環境です。
また高専では実験や実習に使う機械装置や器具を自由に使えます。
数億円するような機械もあるので、そういう機械を扱ってモノづくりしてみたい人は高専に向いています。
大企業へ就職したい人
高専の就職率はほぼ100%と言われており、就活時の求人倍率はなんと20倍以上にもなります。
一人の学生に対して20社以上の企業が「うちに来てくれ」とオファーしているということです。
求人票の中には、誰もが一度は聞いたことがある大企業がずらりと並んでいて選び放題です。
さらに高専生は学校推薦というチートを使えるので、大学生の一般応募とは違ってカンタンに大企業に入れます。
国立大学へ行きたい人
高専生は大学へいくためにセンター試験を受けることはありません。
高専5年から大学3年生へ編入するという形になります。
そのため編入試験を受けます。
編入試験はセンター試験とは違って、数学や物理、英語など科目数を絞って試験が行われます。
また試験日が重ならなければ複数の大学の編入試験を受けることもできます。(センター試験ではそうはいきません)
つまり、センター試験を受ける普通の高校生よりもカンタンに国立大学へ編入できるというわけです。
実際に東大や京大など、有名な国立大学へ行く高専生も毎年のようにいます。
校則がゆるい学校に行きたい人
髪を染めてピアスをしたり、私服で通ったり、バイトをしたり、校則がゆるくて自由な高専がほとんどです。
授業中に寝てたりゲームしたりしても、ほかの学生の邪魔にならない限り、注意する教員もほとんどいません。
私自身も、2年生の頃からアルバイトをしたり、私服で通ったり、授業中にゲームばかりしたり…(笑)
単位さえ取れば出席日数ギリギリでも進級でき、卒業もできます。
単位や出席日数に余裕がある人は、授業をさぼって遊びに行ったりもしていましたね(笑)
このように「自由な学生生活を送りたい」と思っている人は、高専に向いています。
親孝行したい人
高専に入ると親戚や周囲の人から「親孝行だね」とよく言われていました。
高専の学費は、「学士」の称号を取るところまで考えると非常にコスパがいいのです。
公立高校から大学卒業までの学費と比べると、高専から大学へ行くほうが安いです。
とくに高専本科から専攻科へ進んで「学士」を取るのと、公立高校から大学を卒業して「学士」を取るのでは、100万円ほどの学費の差が出ます。
学費の面で親孝行したいという人は、高専に向いています。
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高専に向いていない人の特徴5選
高専に向いていない人の特徴を5つ厳選して紹介します。
- 専門分野に興味がない人
- 中学レベルの数学でも苦戦している人
- 自力で勉強できない人
- 青春を送りたい人
- 汚れる作業が嫌いな人
専門分野に興味がない人
高専では1年生の頃から専門科目の授業があり、学年が上がるにつれて専門科目の授業が多くなります。
いくら勉強ができても、そもそも専門分野に興味がない人のに勉強するのは苦痛です。
私が高専の頃も、機械に興味がないと言って退学した人がひとりいました。
興味があってその学科を選んだ人でさえ、想像とは違う授業に嫌気がさすこともあるほどです。
例えば、機械工学科でも電気やプログラミングの授業がありますからね…
つまり、そもそも専門分野に興味がない人は高専に向きません。
中学レベルの数学でも苦戦している人
高専の専門科目ではバリバリ大学レベルの数学を使います。
そのため数学の授業スピードが早く、2年の頃には高校で学ぶ範囲を終了し大学レベルの授業になるほどです。
授業についていけず数学ができなくなると、専門科目の授業にもついていけなくなります。
そして、単位を落として最悪留年に…
中学レベルの数学でも苦戦している人は高専に向きません。
自力で勉強できない人
いざというときに集中力が続かない、モチベーションが上がらないといって、勉強できない人は厳しいです。
高専に入ると定期テストの時期は、マジで勉強漬けになります。
テスト期間でも平気でレポート課題を出してくる科目もあるので、テスト勉強とレポートに追われる日があります。
徹夜して勉強なんてことはあるあるです。
留年する人のほとんどは、自分に甘えてサボってしまうような人です。
そのため自力で勉強できない人は高専に向きません。
青春を送りたい人
高専の男女比は、学科によって違いますが、だいたい8対2で男子が8割です。
機械や電気系で女子の割合は壊滅状態です。
私のいた機械工学科では、クラス40人いる中で女子はたった一人だけでした。
女子と一緒に勉強したい、体育の授業でイチャイチャしたい、といった青春を思い描いている人は高専に向きません。
もし、高専で青春を求めているのであれば、建築や生物系の学科を視野に入れましょう!
その学科に興味がなければオススメしませんが…
汚れる作業が嫌いな人
高専では工業を学ぶので、実験と実習がたくさんあります。
作業着に着替えて機械装置を扱ったり、工具を扱ったり。
作業をするので当然汚れます。
とくに機械工学科では、機械油で作業着や身体が真っ黒になったり、油のにおいが染みついたりします。
汚れる作業が嫌いな人は高専に向きません。
まとめ|向き不向きをしっかり把握して学校や学科を選ぼう!
高専に向いている人と向いていない人の特徴を解説してきました。
- モノづくりが好きで専門分野に興味がある人
- 大企業へ就職したい人
- 国立大学へ行きたい人
- 校則がゆるい学校に行きたい人
- 親孝行したい人
- 専門分野に興味がない人
- 中学レベルの数学でも苦戦している人
- 自力で勉強できない人
- 青春を送りたい人
- 汚れる作業が嫌いな人
高専は5年間も同じ場所、同じ仲間と過ごします。
高専に向いている人にとっては天国のような環境ですが、向いていない人にとっては…
どの学科を選ぶかによっても大きく変わるので、高専目指す人はよくよく検討しましょうね。
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