みなさんは「高専病」という言葉を聞いたことがありますか?
高専関係者の方なら一度は聞いたことがあるでしょう。
高専男子なら誰もが発症すると言われている恐ろしい病です。
※ただし例外はいます。
今回はそんな高専男子なら誰もが発症するであろう「高専病」について、高専OBの私が徹底解説していきます。
もちろん感染しない例外パターンや治療法もありますので、併せてお伝えしていきますね。
※不快に思われる方もいるかもしれませんが、ほぼネタなので温かい目で読み進めてくださいね(笑)
【高専病とは】すべての女性が可愛く見えてしまう病気
高専病とは、年齢・容姿問わずすべての女性が可愛く見えてしまう病気です。
高専の男子学生で多く発症が確認されています。もちろん私も過去に…
高専は工業系の学校ということもあり、女子学生がほとんどいません。
全国高専の男女比率は8:2で女性が2割程度とよく言われます。
しかしこれは学科によってさまざまで、「クラスに女子は一人だけ」ということも往々にしてあります。。。
現に私のいた機械工学科はクラスで女子一人でした
高専男子の多くは、女子学生や女性を見るのが電車やバスといった通学のときだけ。
学校では野郎(男)どもと話すだけで、女性と話す機会なんてほとんどありません。
そんな環境に置かれた高専男子が、高専病を発症してしまうというわけです。
【レベル別】高専病の症状診断
高専病とはすべての女性が可愛く見えてしまう病気と言いました。
しかし、この症状にはレベルがあり診断が可能です。
症状のレベルは人それぞれあると言われますが、私の独断と偏見で5段階にレベル分けしてみました。
レベル0:異常なし
共学高校に通う普通の男子高生です。
女子とも気さくに話せて、なんの異常もありません。
レベル1:女性が普通よりも可愛く見えてしまう
どの女子生徒を見ても、普通より1段階可愛く見えてしまいます。
高専の環境に染まり始める入学半年後くらいから発症する方が多いでしょう。
ほぼすべての男子高専生がこのレベルは経験します。
可愛い子をネットで探したり、電車やバスで可愛い子がいたらキョロキョロしたりします。
「あれ、この子こんなに可愛かったっけ?」とこれまで仲の良かった地元の女の子にもそのような感情を抱くようになります。
街中でキョロキョロしたり、地元の女の子に頻繁に連絡したりするようになったら高専病発症を疑いましょう。
レベル2:女性すべてがストライクゾーン
すべての女性に興味を持ち始めるようになり、ストライクゾーンが広くなります。
自分よりも年齢が高い人はもちろん、年齢が下の子にまで…もちろん容姿も問わなくなります。
誰でもいいから女性と「恋をしたい」「付き合いたい」という願望が強くなるのが特徴。
高専の環境に染まってしまう、入学1年後くらいからこのような症状になってきます。
ちょっと女性と話すだけで、「恋の予感かも」と勘違いする人も大勢出てきますね。
だいたいの高専生は、このあたりで症状はストップします。
レベル3:2次元にしか興味を持てなくなる
高専病の症状が強くなってくると、2次元の女の子にしか興味を持てなくなってきます。
周囲の目も気にせず、オタク系のアニメを見たり女の子のフィギアを集めたり…。
自宅はもちろん、席の周りやカバンのキーホルダー、スマホケースなんかも2次元の女の子グッツで埋め尽くされています。
この段階にくると女子からどう思われようと何も感じなくなります。
仮に現実の女の子に声をかけられても、オドオドして会話になりません。
私も高専時代にオタク友達からアニメを勧められたことがありましたが、まったく見たこともない「ザ・オタク」のようなアニメで私には刺さりませんでした(笑)
ここで刺さっていたら私もこのレベルまでいっていたかも…。
レベル4:自ら女性に…
高専病もいよいよ末期に近づきます。
ここまでくると女性への気持ちが強すぎて、自ら女性になろうとしてしまいます。
恐らくどの高専祭でも毎年のように女装大会があるのはこのせい(笑)
さらには男に興味を持って、新たな性癖に気づく人も多いとか…。
ここまでくるとかなり重症で、完治にはかなりの時間を費やすことでしょう。
レベル5:仙人になる
高専病の末路は仙人になってしまうことです。
女性への関心が薄れ生涯孤独を極める決断をされた方です。
私が高専時代に60代でこれまで彼女すらできたことがないという教授がいました。
我々の中ではその人を「仙人」と言っていましたね(笑)
ここまでくると、もはや高専病は病ではなく修行みたい。。。
例外もある
高専生のほとんどが高専病になってしまうとお伝えしましたが、例外もあるのです。
それが建築系や生物化学系の学科の人たちです。
彼らの学科では女子の比率が全く異なります。
女子学生が3割以上、いや、クラスの半数以上が女子というところも。
そんなクラスもあるせいで、全国高専の男女比率が8:2となってしまうわけですね。
高専の代表格である機械や電気、情報系は、クラスに女子なんて数人ですから。
そんな建築系や生物化学系は女子が多いこともあり、ここにいる高専男子は高専病を発症することはまずありません。
私は何度、自分が機械工学科を選んだことを後悔したことか…(笑)
高専女子はモテモテ?
高専病は男子学生特有のものです。
では女子学生には影響はないのかと言うと、そんなこともありません。
当然、男子学生が多いので女子高専生はモテモテです。
しかも高専病という病に侵された男子学生ばかりなので、どんな女性でもチヤホヤされます。
男子高専生であれば選び放題で、付き合うまでに苦労することはないでしょう。
ただ、ここで気を付けなければならないのは、男子はほぼ全員高専病にかかっているということ。
高専男子は女性と付き合うことで、高専病が治る可能性があります。
つまり付き合った後に、「今まで幻覚を見ていた…」と完治した人は離れていくこともあるのです。
クラスの男子ほとんどと付き合っていつの間にかたらい回しになっているということも。。。
高専男子と付き合う女子は、高専男子は少なからず高専病にかかっているという前提でお付き合いするようにしましょうね。
高専病の治療方法
もはや高専の環境上、高専病になってしまうのは致し方ないことです。
割り切った方がいいでしょう。
一方で発症してもちゃんと治療方法があります。
それはたくさんの女子学生、女性と話すことです。
「それができたら苦労しねぇよ」と言われてしまいそうですが、実際、治療方法はこれしかありません。
なので、みんな外に身を乗り出しましょう。
まずは女子のいる部活や同好会に入る、バイトをしてみる、そんなところから始めましょう。
ひとりの女性だけでなく、たくさんの女性とコミュニケーションを取りましょう。
最初は緊張するかもしれませんが、慣れると気さくに話せるようになれます。(晴れてレベル0の正常男子です)
行動は早めに!
家では部屋に引きこもる、学校でも教室に引きこもる、それが続くと症状が悪化していく一方です。
大人になってからも治ってないと影響出ますから、それまでにしっかり女性耐性を身につけましょう。
まとめ|高専病完治のために積極的に行動しよう
今回は高専病について紹介してきました。
もちろん、ほぼすべてネタですからね!!
ただ高専男子が女性に対して耐性がなく、億劫になってしまうのは事実。
病気と言っても過言ではありません。
そのまま放置してると大人になってから苦労します。
でも、幸い高専は自由な学校です。
部活でも同好会でもバイトでも習い事でもなんでもOK。
女性がいるところへ積極的に足を踏み入れてみましょう。(社会経験という名のもとに!)
行動に移せばいろんな世界が見れますから、ぜひ楽しい高専ライフを!