高専の推薦入試では、面接・小論文・適性検査などが課されます。
どれも合否に関わりますが、特に面接では「緊張して話せない…」という受験生も多いはず。
まずは必ず聞かれる“志望理由”から整理していきましょう。
「どう書けばいいかわからない」「どこまで具体的に話せばいいの?」…そんな不安を抱えている人は少なくありません。
この記事では、高専OBの筆者が、志望理由の考え方・構成のコツ・例文を徹底解説します。
ちなみに私自身は、推薦入試で落ちました…。
「語る資格あるの?」と思われるかもしれませんが…社会人として就職・昇進など、数々の面接や論文をこなしてきた今だからこそ断言できます。
面接でも小論文でも、”事前準備”がすべて!

当時は学力入試に全振りだったこともありますが、何も対策せずに挑んだのは、さすがに無防備すぎましたね。面接なんて対策が必要とすら思ってもいませんでした(笑)
この記事は、そんな過去の自分に教えてあげたい内容でもあります。
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面接攻略のカギは「高専が求める学生像」を理解すること!
推薦入試の面接では、「自分が高専に合っている人材だ」と伝える必要があります。
そこで重要になるのが、“アドミッションポリシー”(各高専が求める学生像)です!
アドミッションポリシーとは、各高専が「こんな学生に来てほしい」と考える指針です。



「○○高専 アドミッションポリシー」と調べると確認できますよ!
参考までにアドミッションポリシーの一例をいくつか紹介します。
- 技術者として活躍したいと強く希望を持っている人
- 総合的な基礎学力を持ち、理数系科目および英語に優れている人
- さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人
- 技術者になる意欲を持っている人
- 理数系の基礎学力が身に付いている人
- 自立心があり、社会的ルールを守って行動できる人
- 他の人と対話を通して相互理解を深めようとする人
志望動機にはどう活かす?推薦入試でのポイント
アドミッションポリシーを確認したら、次はその内容に沿った「自分のエピソード」を交えて話すことが大切です。
面接官に「この高専が求めている学生だな」と強く印象づけることができます。
伝え方のコツは「ストーリーで示す」こと!
ポリシー | エピソードでの表現例 |
---|---|
技術への関心 | 「地震ニュースを見て、防災ロボットを作りたいと思った」 |
自発的学習 | 「毎朝、数学の計算練習を自分で決めて続けました」 |
協働性 | 「部活動でチームのまとめ役として、目標達成に貢献した」 |
エピソードで伝えることで、面接官に「その学生像が浮かぶ」ようになります!
ポリシーに合った「自分の経験+高専での目標」をセットで語ることが、説得力と共感につながります。
志望動機を書くときに意識したいポイント
アドミッションポリシーに沿ったエピソードを交えながら、自分の思いや将来の目標を伝えることが重要ですが、文章に落とし込む際の注意点や工夫もしっかり押さえておきましょう。
型にはめすぎず、“自分が本当に思っていること”を意識して書くことが大切。
学校のパンフレットの丸写しや、テンプレート的な言葉は面接で深掘りされると弱くなります。
志望理由の中では、「何がきっかけで高専を目指したのか」「どんな学びに期待しているのか」「その先に何を目指したいのか」をセットで伝えると説得力が増します。
NG例:「ものづくりに興味があります」「頑張りたいです」
OK例:「小学校の自由研究でプラモデルを使った経験から、建築技術に興味を持ちました」
面接では「それってどういうこと?」と聞かれるので、“具体的な場面”を用意しておくと安心です。
全国にある高専の中で、なぜその学校なのか、なぜその学科なのかまで考えておくと好印象。
設備・研究分野・地元への愛着などもアピール材料になります。
書いたものがそのまま口頭でも伝えられるかを意識。
PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)で整えると、面接でも一貫性のある話ができます。
志望動機は、単なる“選択の理由”ではなく、自分の夢や意欲を言葉で表現するものです。



書きながら、自分がどんな高専生になりたいかも見えてくるはずですよ!
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志望理由の例文【構成と解説付き】
ここでは、機械工学科志望者に向けた志望理由を3パターン紹介します。
「きっかけ → 興味 → 将来の目標 → 志望理由」の流れで整理すると、面接でも自然に伝えやすくなります!
例文1:自動運転技術に興味がある(交通安全・高齢者支援)
自動運転技術に興味を持ったきっかけは、祖父が交通事故に遭いかけた経験です。 高齢者の運転による事故が社会問題になっていると知り、安全性を高める技術に関心を持つようになりました。 中学ではプログラミング教室に通い、センサーを使って障害物を認識するミニカー制作にも挑戦しました。 高専では、機械設計や制御技術を学び、自動運転システムの安全性や精度を高める開発に取り組みたいと考えています。 将来的には交通事故を減らし、人の命を守る技術者になりたいです。
🔍 関心の出発点 | 祖父の交通事故→“社会問題”への気づき |
🎯 学びの方向性 | 機械設計・制御・センサー技術 |
🌍 社会的意義 | 交通安全/高齢者支援への貢献意欲 |
🔗 ポリシーとの接点 | 技術への興味・学習意欲・社会課題への理解・自発的行動 |
💡 面接での効果 | 家族との体験 → 感情も伴う具体性が評価されやすい |
例2:災害対応ロボットの開発で地域社会に貢献したい
小学生の頃、地震で自宅周辺の瓦礫撤去が大変だったことから「災害時に人の代わりに動いてくれるロボットが必要だ」と思いました。 ロボット競技会を通じて、“限られた環境でどう動くか”を考える楽しさも知りました。 高専では、機械工学に加え、センサー・遠隔制御の技術を学び、災害現場でも人に代わって活動できるロボットを開発したいです。 地元や全国の災害時に、自分の技術が役立つ未来を目指して、○○高専を志望します。
🔍 関心の出発点 | 過去の地震体験/復旧の大変さ |
🎯 学びの方向性 | ロボット設計/遠隔制御/機構設計 |
🌍 社会的意義 | 災害救助・地域安全への貢献 |
🔗 ポリシーとの接点 | 技術への関心/新しい学びへの意欲/グループ活動経験 |
💡 面接での効果 | 地元愛・地域貢献性が明確で好印象につながる |
例3:バリアフリー機器や介護補助ロボットを設計したい
祖母が足の不自由な生活をしている姿を見て、「もっとやさしい機械で助けたい」と思ったのが最初のきっかけです。 中学校では技術の授業で簡易的なリフト装置を作り、重さのバランスや動作の安定性に興味を持ちました。 高専では、機械設計や福祉工学などの知識を活かし、介護現場で使いやすい補助ロボットの設計開発を行いたいです。 誰かの“生活そのもの”を支える技術者になりたくて、○○高専を志望します。
🔍 関心の出発点 | 祖母の介護経験→やさしい機械で支えたい |
🎯 学びの方向性 | 機械設計/福祉工学/ユーザー視点の技術開発 |
🌍 社会的意義 | 高齢社会の支援/QOL向上への技術活用 |
🔗 ポリシーとの接点 | ものづくりへの関心/社会貢献への意欲/自覚的行動 |
💡 面接での効果 | ヒューマンケア × 技術の融合で志望学科との親和性が高い |
面接でよく聞かれる質問まとめ
高専の推薦入試では、どの高専でも必ず面接が実施されます。
特に「緊張して話せない…」という声が多く、事前準備が超重要!
以下の質問は実際に高専面接でよく聞かれるものです。
答えを“自分の言葉”で整理しておきましょう。
質問内容 | 補足・意識するポイント |
---|---|
アドミッションポリシーを知っていますか? | 志望校の“求める人物像”に触れ、自分が合っている理由を話そう |
なぜ高専(この学科)を受けようと思ったのですか? | きっかけ+学科で学びたいことをセットで語るのがコツ |
好きな科目や得意な科目はありますか? | 理数系での努力や成果を具体的に伝えると印象UP |
高専に入学したら何をしたいですか? | 学びたい内容/参加したい活動を明確に伝えると◎ |
将来の夢はありますか? | 技術と社会課題を結びつけた夢なら高専面接と相性抜群 |
中学生では何を頑張っていますか? | 自主性や協調性が伝わるエピソードが好印象 |
最近のニュースで気になることはありますか? | 技術・環境・社会の話題を選ぶとテーマと親和性が生まれやすい |
面接対策のオススメの準備法を紹介します。
- 志望理由と自己PRを1枚にまとめておく(何度も話して慣れる)
- 模擬面接は友達・家族・塾などで何度も繰り返す
- 想定外の質問にも“考える癖”をつけておくと安心!
面接は「緊張するのが普通」ですが、練習量=自信の量になるので、ぜひ頑張りましょう!
まとめ|志望理由は“自分の思い+学びたいこと”で構成する
推薦入試の志望理由は、
- 「なぜ高専を選ぶのか」
- 「この高専で何を学びたいのか」
という2つの軸で整理することで、構成がぐっと明確になります。
- きっかけにエピソード性を持たせる
- 学びたいことは志望学科とリンクさせる
- 書きながら、自分の気持ちも整理できる
志望理由は「合格のための文章」でもありますが、同時に自分自身と向き合う大切なステップです。
夢や目標を、誰かに初めて伝える機会。それが推薦入試です。
だからこそ、決まり文句ではなく「自分の言葉」で。
あなたらしさが伝わる文章は、面接でも自然体で話せます。
推薦入試対策にお困りの方へ
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志望理由を整えたい方は、ナレッジスターの無料相談でもアドバイスがもらえます。
面接練習・添削サポートもあるので、本番前に自信をつけておきたい人におすすめです。
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