高専の推薦入試では、面接・小論文・適性検査などがありますが、
その中でも多くの受験生が一番不安を感じるのが「面接」です。
「緊張してうまく話せるか心配…」
「何を言えばいいのか分からない…」
「志望理由がうまくまとまらない」
そんな悩みを抱える中学生は本当に多いです。
でも安心してください。
面接は準備した人が勝つ試験です。
この記事では、推薦入試の面接で必ず聞かれる「志望理由」を、例文つきで、読みながら書けるレベルで解説します。
面接対策で大事なのは「文字に起こすこと」。
ぜひこの記事を読みながら、あなたの志望理由を一緒に作っていきましょう。
ちなみに私自身、推薦入試では落ちました。
ですが、社会人になってからは就職や昇進試験で面接や論文を何度も経験し、
面接も小論文も「どれだけ準備できたかで勝負が決まる」と痛感しました。
この記事は、当時の自分にも読ませたい内容です。
これから推薦入試に挑むあなたの力になるはずなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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まずは志望理由の「型」を知ろう

志望理由が書けない一番の原因は、
「どう書けばいいのか分からない」という状態です。
そこで、まずは志望理由のテンプレ(型)を覚えてください。
志望理由の型
- きっかけ
- 興味が深まった理由(エピソード)
- 高専で学びたいこと
- 将来どう役立てたいか
- なぜその高専・その学科なのか
この順番で書くだけで、「面接でそのまま話せる志望理由」 が完成します。
高専が求める学生像(アドミッションポリシー)を理解しよう

面接で最も大切なのは、
「自分はこの高専に合った学生です」と伝えること。
そのために必ず知っておきたいのが、
各高専が公表しているアドミッションポリシー(各高専が求める学生像)です。
どの高専にも共有するポイントは次の4つ。
- 技術への興味
- 理数の基礎力
- 協働性(チームで動ける力)
- 主体性(自分から動ける力)
あなたの志望理由は、この4つのどれかにつなげなければなりません。
参考までにアドミッションポリシーの一例をいくつか紹介します。
ゴリアドミッションポリシーは「○○高専 アドミッションポリシー」で確認できるよ
- 技術者として活躍したいと強く希望を持っている人
- 総合的な基礎学力を持ち、理数系科目および英語に優れている人
- さまざまな実験や実習に周囲と協働して取り組める人
- 技術者になる意欲を持っている人
- 理数系の基礎学力が身に付いている人
- 自立心があり、社会的ルールを守って行動できる人
- 他の人と対話を通して相互理解を深めようとする人
志望動機の中心になるエピソードの作り方


面接官が知りたいのは、
「あなたがどんな経験をして、どう考え、どう行動したか」 です。
そのため、エピソードはストーリーで伝えるのが最強。
以下の質問に順番に答えるだけで、自然と形になります。
- きっかけは何?
- そのときどう思った?
- 何を調べた?どう行動した?
- その結果どうなった?
- その結果から何を学んだ?
- 高専でその続きとして何を学びたい?
アドミッションポリシー別のエピソード例
次の高専が求める学生像4つに対応した、エピソード例を紹介します。
- 技術への興味
- 理数の基礎力
- 協働性
- 主体性
あなたの経験に近いものを選んで参考にしてください。
- きっかけ
地震のニュースで、倒壊した建物に人が入れず救助が遅れている場面を見ました。 - そのときどう思った?
「ロボットなら代わりに入れるのでは?」と疑問と興味がわきました。 - 何を調べた?どう行動した?
防災ロボットについて調べるうちに、実際の現場でどんな機器が使われているのか知りたくなり、市の防災センターを見学しました。そこで救助器具の構造や動き方を観察し、「どうしてこの形なのか」「もっと軽くできないのか」など、自分なりに改善点を考えるようになりました。 - その結果どうなった?
現場で使われている機器の仕組みを知ったことで、「技術が人を助ける瞬間」をより具体的にイメージできるようになりました。 - 何を学んだ?
「技術は人の命を守る力になる」という実感が強まり、自分もその技術を作る側に回りたいと思うようになりました。 - 高専で何を学びたい?
高専では制御技術やロボット工学を学び、災害現場で実際に役立つロボットを開発できる技術者を目指したいです。
- きっかけ
中学2年の頃、数学のテストで文章題だけ点数が伸びず、悔しい思いをしました。 - そのときどう思った?
「計算はできるのに、文章題になると急に解けなくなるのはなぜだろう?」と疑問を持ちました。 - 何を調べた?どう行動した?
まず、自分の解き方をノートに書き出し、どの段階で間違えているのかを一つずつ分析しました。
すると、「問題文の条件を読み落としている」「図を書かずに頭だけで考えている」という自分のクセに気づきました。
そこで、「文章題は必ず図に書く」「条件を線で引いて整理する」というルールを自分で作り、毎日15分の練習を続けました。 - その結果どうなった?
図を書く習慣がついたことで問題の構造が理解しやすくなり、文章題の正答率が大きく上がりました。テストでも安定して点が取れるようになりました。 - 何を学んだ?
「苦手は量ではなくやり方で克服できる」ということを実感しました。 - 高専で何を学びたい?
高専では数学・物理の基礎をさらに深め、機械設計や制御の学習につながる考える力を伸ばしたいです。
- きっかけ
サッカー部で、攻撃重視派と守備重視派で意見が分かれ、練習メニューが決まらず練習が進まない時期がありました。 - そのときどう思った?
「このままでは大会に間に合わない。誰かが動かないと状況は変わらない」と強い危機感を持ちました。 - 何を調べた?どう行動した?
話し合いでは声の大きい人の意見が通りやすく、本音を言えていない人がいると気づきました。そこで、全員が平等に意見を出せるように匿名アンケートを自分から提案しました。集まった意見を分類し、共通点と対立点を整理してチームに共有しました。 - その結果どうなった?
攻撃と守備の案を組み合わせた練習メニューが完成し、全員が納得して練習に取り組めるようになりました。チームの雰囲気も改善し、練習の質が上がりました。 - 何を学んだ?
「意見をまとめる仕組みを作ることで、チームは前に進める」ということを実感しました。 - 高専で何を学びたい?
実験や実習でも仲間と協力しながら課題を解決する力を伸ばし、チームで成果を出せる技術者になりたいです。
- きっかけ
吹奏楽部で、コンクール前なのに個人練習の進み具合に差があり、全体練習がうまくいかない時期がありました。 - そのときどう思った?
「このままでは曲が仕上がらない。何か改善しないと」と焦りを感じました。 - 何を調べた?どう行動した?
個人練習の進み具合が見えないことが原因だと気づき、自分から「パートごとの練習チェックシート」を作成しました。「練習した小節番号」「苦手な部分」「今日の達成度」を記録できるようにし、パート全員に共有しました。 - その結果どうなった?
「ここがまだ弱いから一緒に練習しよう」など、自然と声を掛け合うようになり、パート全体の完成度が上がりました。 - 何を学んだ?
「主体的に動くことで、周りの行動も変わる」ということを学びました。 - 高専で何を学びたい?
自分から動いて環境を良くする姿勢を、高専の実験や課題研究でも活かしたいです。
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説得力のある志望理由の作り方


最も強い志望理由は、
「過去の経験 → 興味 → 高専で学びたいこと →将来の目標」
この流れが自然につながっているものです。
面接官は、「この子は本当に高専で学びたいのか?」を見ています。
そのため、次の4つが自然につながっていると、
志望理由に一貫性が生まれ、説得力が一気に上がります。
例えば——
防災ロボットに興味を持った → 高専で制御技術を学びたい → 災害現場で役立つ技術者になりたい
このように、「だから高専に行きたいんだ」という理由が自然に伝わる志望理由になります。
志望理由を書くときに意識したい5つのポイント
ここからは、志望理由を「文章として書くとき」に大切なポイントを紹介します。
この5つを意識するだけで、志望理由の説得力が一気に上がります。
- ① 自分の言葉で書く
-
パンフレットの丸写しはNG。
あなた自身の経験や気持ちをそのまま言葉にすることが大切です。
- ② きっかけ+学びたいこと+将来の目標
-
この3つがそろうと、志望理由にストーリーが生まれます。
- どんな出来事がきっかけ?
- 高専で何を学びたい?
- 将来どう役立てたい?
この流れを意識しましょう。
- ③ 抽象表現より具体的な体験
-
「頑張りました」では伝わりません。
- どんな場面で?
- 何を?
- どう工夫した?
具体的に語るほど、面接官の頭の中にあなたの姿が浮かびます。
- ④ なぜその高専・その学科なのか
-
ここが抜けると説得力が弱くなります。
- 設備が魅力
- 研究内容に興味がある
- 地元で学びたい
- その学科の授業内容が自分の興味と一致している
など、理由をはっきりさせましょう。
- ⑤ 面接で話しやすい構成にする(PREP法)
-
文章は書けても、口で話すと詰まる人が多いです。
そこで便利なのが PREP法。
- P(結論):私は○○を学びたい
- R(理由):なぜなら〜
- E(具体例):きっかけ・エピソード
- P(まとめ):だから○○高専を志望します
この順番で話すと、面接でもスムーズに伝えられます。
【例文】面接でそのまま話せる志望理由
面接では「結論から話す」のが最も伝わりやすいです。
そのため、以下の例文はすべて
「私が○○高専を志望する理由は〜です」
から始まる「面接用の話し方」になっています。
- 例1:技術の授業で機械に興味を持った
-
私が○○高専を志望する理由は、機械の仕組みをもっと深く学びたいからです。
技術の授業でモーターを使った作品を作ったとき、
「どうして回るのか」「もっと速くするにはどうすればいいか」を考えるのが楽しくて、
機械に興味を持つようになりました。家でも分解できるものを調べて、古い扇風機の中を見てみたら、
思ったよりシンプルな仕組みで動いていることに驚きました。〇〇高専では機械設計や加工の基礎を学んで、自分で動くものを作れるようになりたいです。
- 例2:自転車の修理を通して機械に興味を持った
-
私が○○高専を志望する理由は、身近な機械の仕組みをもっと学びたいからです。
自転車のチェーンが外れたときに自分で直したことがきっかけで、
「仕組みが分かると直せるんだ」と感じて、機械に興味を持ちました。それからは、ブレーキの調整やタイヤ交換など、
できる範囲で自分でやってみるようになりました。〇〇高専では機械の基礎から学び、将来は身近な生活を支える製品づくりに関わりたいです。
- 例3:動画やSNSで見たロボットに興味を持った
-
私が○○高専を志望する理由は、ロボットの仕組みを学びたいからです。
SNSでロボットが動く動画を見たとき、
「どうやって動きを制御しているんだろう」と興味を持ちました。自分でも調べてみると、モーターやギア、センサーなど、
いろいろな仕組みが組み合わさって動いていることを知り、
もっと詳しく学びたいと思うようになりました。〇〇高専では制御技術や機械設計を学び、自分でもロボットを作れるようになりたいです。
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面接でよく聞かれる質問まとめ
高専の推薦入試では、どの学校でもほぼ共通して聞かれる質問があります。
ここでは、「質問の意図」と「どう答えると評価されやすいか」 をセットで紹介します。
- ① アドミッションポリシーを知っていますか?
-
意図:
「この高専のことをちゃんと調べているか」を確認したい。ポイント:
- 暗記しておくと安心
- 特に「求める学生像」の部分は必須
- 自分の経験と結びつけて話せると強い
- ② なぜ高専(この学科)を受けようと思ったのですか?
-
意図:
「本当にこの学科で学びたいのか」を知りたい。ポイント:
- 過去の経験(きっかけ)+ 高専で学びたいこと をセットで話す
- 結論から話すと伝わりやすい
- 「なぜこの学科なのか」を明確に
- ③ 好きな科目や得意な科目はありますか?
-
意図:
「理数の基礎力」「学ぶ姿勢」を見たい。ポイント:
- 数学・理科がベスト
- 「なぜ好きなのか」「どんなところが面白いのか」まで話す
- 具体的な単元を出すと説得力UP
例:比例・関数・電流・力のつり合い など
- ④ 高専に入学したら何をしたいですか?
-
意図:
「入学後のイメージができているか」を確認したい。ポイント:
- 学びたい内容(機械設計・制御・プログラミングなど)
- 参加したい活動(ロボコン・部活・課題研究)
- 「なぜそれをやりたいのか」まで話すと強い
- ⑤ 将来の夢はありますか?
-
意図:
「学びと将来がつながっているか」を見たい。ポイント:
- 「技術 × 社会課題」の組み合わせが強い
例:交通安全、災害、介護、環境 - 具体的な方向性があればOK(職業名まで言えなくても大丈夫)
- 「技術 × 社会課題」の組み合わせが強い
- ⑥ 中学生では何を頑張っていますか?
-
意図:
「主体性」「協働性」「継続力」を知りたい。ポイント:
- 部活・委員会・勉強・家庭での役割など何でもOK
- “どう工夫したか” を入れると評価されやすい
- 結果よりも「行動」が大事
- ⑦ 最近のニュースで気になることはありますか?
-
意図:
「社会への関心」「自分の興味とのつながり」を見たい。ポイント:
- 技術・環境・社会の話題が答えやすい
- ニュースの内容を説明する必要はない
- 「なぜ気になったのか」を中心に話す
推薦入試対策に不安がある人へ


「志望理由がうまくまとまらない…」
「面接でちゃんと話せるか心配…」
そんな不安を抱えている人は、ひとりで悩まなくて大丈夫です。
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志望理由の整理、文章の添削、面接練習など、受験生がつまずきやすい部分を一緒に解決できます。
- 志望理由をもっと良くしたい
- 自分のエピソードがこれで合っているか不安
- 面接で落ち着いて話せるようになりたい
そんな人は、無料相談で気軽にアドバイスを受けてみてください。
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