「高専から大学編入したい!——でも、これまでの成績が悪いからやっぱ無理かな…」
「やっぱり頭のいい人しか受からないよね…」
「1年生の頃から成績良くないと無理でしょ…」
そんなふうに思って、大学編入の道を諦めかけていませんか?
高専から大学編入するには、「推薦入試」か「学力試験」のどちらかに合格する必要があります。
たしかに推薦入試では、これまでの成績(学年順位)が重視されるので、成績上位じゃないと受験すらできないこともあります。
でも学力試験入なら話は別。
これまでの成績ももちろん評価されますが、評価点の大半は当日の筆記試験の点数です。
つまり、これまでの成績が悪くても、試験本番でしっかり得点できれば十分に逆転可能なんです!
ゴリ実際、私の友達にも学年順位が下位層だったのに、国立大学に編入した人が何人もいます。
大学編入試験に合格するカギは、「情報戦を制すること」
高専から大学編入する人はまだまだ少数派で、参考本も少なく、ネットにも情報が少ない…。
この記事では、成績に自信がない高専生でも大学編入できる理由を、高専OBの視点からわかりやすく解説していきます。
「大学編入試験って専門科目もあるの!?誰か教えてくれ~」
「試験対策といっても何から始めればいいの?誰か助けて…」
そんな大学編入に悩む高専生のために生まれたのが「高専テクノゼミ」
毎年多くの高専生が大学編入していますが、世間ではまだまだマイナーな進路。
編入試験は、数学・物理といった一般科目に加えて、専門科目もあるのですが、参考書はほぼゼロ。
高専テクノゼミでは一般科目はもちろん、専門科目までしっかりサポートしてくれます。
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データで見る!高専生の進学率


(令和7年5月1日現在)
「成績が悪いと大学編入なんて無理…」そんなふうに思い込んでいませんか?
「実はそんなことはない」というのは、独立行政法人国立高等専門学校機構の調べを見てからも言えます。
令和6年度の進路状況によると、「専攻科進学:15%」、「大学編入:25%」となっており、進学率全体は40%にのぼります。
そして、令和6年度の高専本科卒業者のうち、進学希望者の進学率はなんと95%以上!
つまり「第1志望にいけるかどうか」は別として、進学希望者のほとんどが何らかの形で進学できているということです。
冒頭でも触れましたが、私の友達にも成績が下位層だったにも関わらず、国立大学に編入した人が何人もいます。



ちなみに他のブログでも、高専から大学編入した人の体験記がたくさん紹介されています
さすがに高専から東大に行くような人の成績や勉強量を見ると、「これは別格だな…」って思っちゃいますけど、きっと参考になるはずです。












高専から大学編入はチート?普通高校との違いを解説


高専から大学編入するには、大きく分けて「推薦入試」と「学力試験(一般編入試験)」の2つがあります。
普通高校から大学受験する場合も同様に推薦か一般入試ですが、実は高専と普通高校では試験内容がまったく異なります。
高専から大学編入|推薦入試とは?
推薦入試では、基本的に面接試験が行われますが、選考で一番重視されるのは「これまでの成績(学年順位)」です。
例えば…
「4年次の成績が上位10%以内であること」
「1~4年次の成績が上位20%以内であること」
といったように大学によっては出願条件が異なるので、成績が上位じゃないと受けることすらできない場合もあります。



「4年次だけ頑張ってればいい」というわけではなく、大学によっては「低学年から成績上位の必要がある」ということですな…。
推薦入試は基本的には「学校推薦型」で、推薦してもらえるのは1校のみ。
合格したら必ずその大学に進学しなければなりません。
高専から大学編入|学力試験とは?
学力試験(一般編入試験)は、数学・物理・英語・専門科目などの筆記試験が中心です。
とはいえ学力試験の選抜で一番重視されるのは、やはり「試験当日の出来」となります。
つまりは、実力勝負で合否が決まる!
成績が悪くて自信がない人、推薦入試を受けれなかった人でも、ここでしっかり得点できれば逆転可能というわけです。
しかも、学力試験は併願受験が可能。
受験日が被らなければ何校でも受験できます。



本命の前に、滑り止めや記念受験などで「試験本番の緊張感に慣れておく」なんてこともできるのはメリットですね
普通高校の大学受験とは〇〇が違う!
まず前提として、高専から大学編入する場合は「2年次編入」や「3年次編入」と呼ばれ、大学の途中から入ることになります。
そして、学力試験での受験科目は2~3科目だけ。(大学によって異なります)
一方で、普通高校から大学を目指す場合——
・共通テストで約8科目を受験
・各大学が実施する2次試験を受験
この両方を受けて結果を出さなければなりません。
また先述した通り、高専から大学編入の場合には併願受験が可能です。
普通高校から一発勝負で1つの大学を目指すことに比べたら、滑り止めや記念受験などで複数校受験できるのは大きな違いですね!
試験内容が簡単とは言いませんが、
・科目が絞れている
・倍率が低い
・併願受験が可能
という点では、普通高校から大学受験するよりも高専の方が有利と言われるゆえんではないでしょうか。
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併願受験のメリットを活かす志望校の選び方


大学の編入試験は、受験日が重ならなければ併願受験が可能です。
- 第1志望の大学
- ワンランク上の大学
- 滑り止めの大学
- 記念受験の大学
こんな感じで3~4つほど受験する人が多いです。



本命の前に、滑り止めや記念受験で「試験慣れ」しておくのもアリですね。
大学編入を考えるなら、以下の4つのポイントを意識して選ぶのがオススメです。
- 興味ある研究テーマがあるか
- 編入試験の科目が各大学でバラバラじゃないか
- 大学の立地
- ネームバリュー
まず、大学によっては編入したらすぐに研究室に配属されます。
なので、「興味ある研究テーマがあるかどうか」はかなり重要!



ネットで志望校の研究室を検索すれば、どんな研究をしているかはすぐに調べられます
次に、複数の大学を受けるなら「試験科目がバラバラすぎないか」もチェック。
試験科目が違うと勉強の負担が増えてしまうので、ある程度科目が共通している大学を選ぶとコスパよく対策できます。
そして、意外と見落としがちなのが「大学の立地」。
通学のしやすさ、生活費、遊びにいける場所など、立地によって大学生活の満足度が大きくかわります。
「駅まで遠すぎる…」「家賃が高すぎる…」「遊べる場所がない…」なんて不満だらけだと、せっかく編入しても後悔するかも。
最後はやっぱり「ネームバリュー」。
誰もが知る大学に入って、自慢したいですよね(笑)


いつから勉強するべきか?4年次が勝負の分かれ目?


大学の編入試験は、ほとんどが高専5年生の6月~8月頃に実施されます。
遅いところだと、秋頃に試験がある大学もありますが、基本的には夏がピーク。
なので、大学編入を考えているなら、遅くても4年生になった段階で本格的に勉強を始めるべきです。
高専入学時から「大学進学まで考えている」という人は、1年生の頃から定期テストを頑張っておくのが理想。



いい成績を残しておけば、推薦入試を受けられますからね
ちなみに、難関大学ほどTOEICやTOEFLのスコアを評価対象にしている傾向です。
英語が苦手な人は、低学年のうちから対策しておきましょう。
(TOEICやTOEFLのスコア次第で、志望校を諦めることになってしまう可能性もあります)
編入試験の勉強方法とは?
「さあ勉強するぞ!」と意気込んだものの、何から手を付けていいかわからず止まってしまう高専生も多いはず。
まずは志望する大学の募集要項を必ずチェックしましょう。
何の科目が出題されるのかを調べて、的を絞るところからスタートです。



試験に出ない科目を勉強しても時間のムダですからね…
次にやるべきは試験範囲や問題傾向を知ること。
学校の教員やOBOGの方に話を聞いたり、過去問を可能な限り入手したりして、どんな問題が出るのか把握しましょう。
勉強方法は人それぞれですが、がむしゃらに始めるのではなく、まずは計画を立ててから進めるのがオススメです。
高専の定期テストでも痛感していると思いますが、編入試験でも「過去問」は超重要なアイテム。
とはいえ編入試験は情報が少なく、過去問もほとんど出回っていません。
- 高専の教員に聞く
- 先輩に聞く
- ネットで調べる
- 大学へ問い合わせる
過去問を入手できるまで片っ端から試してみてください。
意外と「聞いてみたらすぐもらえた!」「貴重な情報も得られた」なんてこともあります。
大学編入したら勉強についていけない?
高専から大学編入って、試験科目も絞られていて「意外と入りやすいかも?」って思いますよね。
でもその一方で「大学に入ってから授業についていけなくなるんじゃ…」と不安を抱えている人も多いはず。
それに関していうと、全く問題ありません!
高専ではすでに大学レベルの授業を受けているので、大学編入してすぐの授業は復習みたいなもの(らしい)。
編入試験は科目数が絞られているとはいえ、それなりに勉強しないと合格できません。
編入できた時点で、ある程度の学力と勉強習慣は身についているということ。
だから「授業についていけない…」という心配は、そこまでしなくて大丈夫。



私の友人いわく、「大学の勉強よりも高専の定期テストの方がはるかに辛かった」とのことです(笑)
さらに、高専からの編入生は毎年のようにいるので、大学にも「高専出身の仲間」がいます。
苦手科目や課題も、同じ境遇の仲間と助け合って乗り越えられるので安心ですね。
まとめ|編入試験は情報戦


そもそも高専って、世間的にはまだまだマイナーな存在。
しかも、そこから大学編入する人となると、さらにレアケースです。
普通の高校生が受ける共通テストなら、参考書も予備校も情報も山ほどあります。
でも、大学編入となると、ホントに情報が少ない…。
試験科目は?
出題範囲は?
試験日は?
———こういった情報を「知っているかどうか」「いつ知るかどうか」だけでも合否に大きな差が出ます。
これまで成績が悪かった人でも、情報を手に入れてコスパよく勉強できれば、十分逆転可能。
就職にしても進学にしても、早く進路を決めて行動した者ほど、ゴールに近づいていきます。
進路に悩んでいる現役高専生は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
そして、まずは「情報を集めること」から始めてみましょう!
「大学編入試験って専門科目もあるの!?誰か教えてくれ~」
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毎年多くの高専生が大学編入していますが、世間ではまだまだマイナーな進路。
編入試験は、数学・物理といった一般科目に加えて、専門科目もあるのですが、参考書はほぼゼロ。
高専テクノゼミでは一般科目はもちろん、専門科目までしっかりサポートしてくれます。
講師は高専出身の現役大学生で、実際に大学編入を突破した超優秀な先輩たちばかり!
実体験をもとに超有益な試験対策のアドバイスやテクニックを教えてくれます。
本気で大学編入を目指す人や進路に悩んでる人は、まずは気軽に相談してみてください!
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一般科目・専門科目どちらも対応可能!









